『絶対音感がある人はキーを変えて歌えない』の理由を10年以上考えている。
幼少期から絶対音感がある私は、コップがぶつかる音や人の悲鳴などがドレミ音で聞こえる。
曲を聞いたら楽譜に起こせるし、ピアノで再現できる。(耳コピも習っていた)
ただ、「絶対音感がない人」にはできて「絶対音感がある人」にはできないことがある。
「原曲キー以外で歌を歌う」ことだ。
程度は人によるかもしれないが、私の場合、カラオケで初期設定が原曲キーでないと歌えず、合わせようとひたすら考えても、サビあたりまで沈黙状態である。そう、一生懸命考えなければ歌えない。
しかし、絶対音感がない人は、どんなキーでも合わせられる。(高いキーは声が出ないなどの個人的なものは除く)
このことが不思議で、昔からずっと理由を考えていた。
最近、答えがなんとなく分かってきた気がするので記載する。
💫絶対音感がある人は、音を「五線譜に固定した状態」で認識してしまうイメージ。だから、キーをずらすのが難しい。
💫逆に、絶対音感がない人は、音が五線譜上に定まっていないイメージ。だからその時々に合わせ、五線譜のいろんな位置に自由に当てはめられる。
調べたわけではないので正解は分からないが、私の考えた答えは以上である。